BF歴17年によるバトルフィールド6先行アクセスレビュー

もう何度目か分からない原点回帰を謳ったバトルフィールドの最新作『Battlefield 6』のベータが始まりました。

今回は、BFBC以降17年間、BFシリーズ全ての作品を購入しプレイしている筆者によるBF6の先行アクセスのプレイ感想を書いていきます。BF6先行アクセスのプレイ時間は10時間程です。

FPSプレイヤー向けに有益な情報を提供をしていきますので、気に入っていただければXのフォローもぜひよろしくお願いします。

バトルフィールド6 オープンベータ日程
  • 先行アクセス:日本時間8月7日午後5時~8日(終了時間不明)
  • ウィークエンド1:日本時間8月9日午後5時~11日午後5時
  • ウィークエンド2:日本時間8月14日午後5時~17日午後5時

この記事を書いた人
FPS歴17年以上で様々なタイトルを殆どソロランクで研究しており、
OWグラマス、VALORANTイモータルなど高ランク帯でプレイ中。BFシリーズはBFBC以降プレイしておりBF4を最もプレイした。

目次

先行アクセス初日で同接プレイヤー33万人を突破

これ、アクセスに制限のある(先行アクセスキーを入手している人限定)状態で、同時接続プレイヤー数が33万人ですからね。

凄いことですよこれは。
なぜって、前作BF2042の正式サービスの最大アクセス数は10万人で、既に3倍越えだからです。えっ…?

前作BF2042のSteamアクセス数

ちなみにSteamの基準でいう同接33万人がどれくらい凄い数字かというと、
仮に月間平均として維持できるのであればSteamの全ゲーム中トップ5に常駐できるくらいのポテンシャルです。

この数字はあくまでSteam版のみのもので、EAPlayのアクセス数は含まれていないと思われるので注意していただきたいです。恐らくもっと多い人数がプレイしているのではないかと思います。

良かった点・微妙な点

良かった点

  • BF3、BF4からの正統進化
  • ゲームバランス
  • マップの密度、配置
  • グラフィック・世界観

微妙な点

  • 目新しさが特にないこと
  • ミニマップのサイズ変更ができない
  • 手動リーンなし(賛否あり)

プレイレビュー

BF3、BF4からの正統進化

面白かったあの頃のBFが帰ってきました。やっと。12年かかりました。なんで?

とにかく面白いです。
確かに第1次世界大戦、第2次世界大戦、警察…2042どれも個性的ではあったんですが、
殆どの人が遊びたいバトルフィールドっていうのはBF3、BF4なんですよ。筆者は…BF5もBFHも結構好きでしたけど。

そして、良くも悪くもBF4の続編感が強く、丁寧に作られた良質なゲームな半面、全く目新しさはないところが残念ポイントになる人もいるかもしれません。筆者的には「目新しさなんていらない」「全然これでいい」って感じなので余計なことしなかった開発チームに感謝せざるを得ません。

ゲームバランス

結論、今のところそこそこ良いです。

数々のチーム対戦ゲームをプレイしてきたことに加え、ゲーム開発経験もある筆者は、どうしてもそのゲームの悪い部分が浮いて出てきてゲームを楽しむ気持ちが損なわれてしまいがちなんですが、BF6ではそういった気持ちにならず純粋に楽しんでプレイすることができました。

ビークル・乗り物

BFと言えば戦車やヘリ、戦闘機に乗って歩兵以外のロールを楽しめるのが最大の魅力なゲームだと思うんですが、FPSといったらまずは気持ちよく銃をぶっ放したいというプレイヤーからすれば、強すぎる乗り物ってストレスでしかなかったわけです。もちろん、歩兵だけやりたいならCODや別のゲームをプレイすれば良い訳ですが、あくまでBFシリーズで銃を撃ちたいと。そういう人に向けたゲームデザインを感じます。乗り物自体は操作していて楽しく、練習すればチームに大きく貢献できますし、それでいて強すぎない(むしろ体感ちょっと弱いか?)といったバランスに感じました。
全員が同時に戦車に乗れるならいいんですけど、限られた人数しか乗れない…すなわち、戦場には戦車やヘリに乗っていない人数の方が圧倒的に多いんです。その圧倒的に人数が多い側にストレスがかかるというのは、BFシリーズの独自システムと引き換えにリスクがあったわけです。そのリスクをなるべく抑えつつ、BFらしいゲームに仕上げた上手い具合のバランスになってるんじゃないかなーと思いました。個人差はあるでしょうが、とにかく「乗り物ゲーじゃん~~!」という印象は全く受けませんでしたね。

兵種

まーた蘇生、回復ゲーって思いましたか。
半分正解なんですが、それはゲームシステム上ラインを維持するために蘇生と回復が重要になるのは仕方ないこと。

回復できるロールばかりを選ぶ必要はないよってことが結論です。

例えば今作の工兵は対空ガジェットと対戦車ガジェットが同時に装備できますし、斥候兵(旧偵察兵)も覗くだけでスポットできてスナイパーで頭抜けば蘇生不可、索敵もビーコンも強いです。
とにかくどの兵種も強かったです。個人的には援護兵と斥候兵が強い気がしますが…突撃兵が強いっていう人もいますし。面白くないゲームは初日初動で誰が遊んでもこれ強すぎだろっていうメタが分かってしまうので、そういうのが少ないあたり全然いいんじゃないかと。

武器・ショットガン

FPSゲーマーならみんな気になるショットガンのバランス。これも良い感じ…と言いたいんですけど、屋内など距離を選んで1vs1状況なら最強格です。AIMさえあれば5連続キルとかできちゃう。今作は近距離戦闘が多いので、ちょっと調整したほうがいいかな?という印象は受けました。

近距離は1発倒し切りなのですが、現在実装されているショットガンはコッキングモーションがやや長めで連射できず、初弾外すと負けるくらいのバランス感です。

また個人的にはPW7A2(MP7)が殆ど反動なく高レートで中距離でもHSでバンバン倒せちゃってて、強すぎないか?って思ったんですけど、マップや個人のエイム精度によっても武器の適正が変わりそうなゲーム性だったのでもう少しプレイしないと分からないです。とりあえず発射レートの遅い武器がちょっと不利な印象を受けたバランス感ですが、腰撃ちDMRが強いんじゃないかという理論を提唱して試してみようと思います。

とにかく全体的なバランス感は、過去作に比べれば問題ないと思います。
選択肢が多そうなので良いですね。

マップ

初期では先行アクセス時点では3マップ遊ぶことができ、製品版で追加されるマップにも期待できる完成度でした。
というか製品版マップがそこそこクソマップだったとしても、先行アクセスのマップだけで遊べそうな気がするくらいの出来です。

ではどういうところが良かったかというと、ずばり密度配置です。
前作と比較せざるを得ませんが、BF2042の最大の失敗はお散歩シミュレーターと言われるくらい「広すぎるマップ」だったと思うんですが、これの何が不味かったかというと”全く接敵しない”ことなんですよ。広くてもいいんですけど、とにかく走りまわってる時間が長い。

今作BF6ではマップに密度があり、接敵も多いです。利用できる遮蔽物も多く、しっかりと考えて立ち回ることができます。もう少し落ち着いて銃を構えていたいBF民からは、ちょっとCODっぽいんじゃないか?リアルじゃなくね?と思われてしまうかもしれませんが、僕はこれくらいワチャワチャと銃撃戦が行われている方が今のFPSプレイヤーに向いてる気がします。(というかBFシリーズってリアルを謳っているけどグラフィック以外そんなにリアルじゃないし…)

BF6先行アクセスのマップの中では、個人的には山岳マップだけうーん…って感じでしたが、そうしないと長距離武器が活躍できないしなぁという。山岳マップは展開するのが難しく、スナイパーを構えてじっくりと待っているプレイヤーが多い。けどスナイパー多く置いてる側がポイントに絡まず結局負けちゃう…みたいなことが多いです。これはバランス的にはどうなんだろうなと。

世界観

今のところ、おもちゃみたいな見た目の銃や、いきすぎたポリコレ配慮とかは無く世界観に統一感があっていいです。この手の話題は複雑でしょうから多くは語りませんが、BFという架空世界にはむさ苦しくゴテゴテの装備を身にまとった顔が見えないおっさんだけいればいいんだよ!

まとめ・総括

先行アクセス時点のプレイ感想は、一言で「良ゲー」でした。長い道のりだった…。

いや、長すぎるんですよ。BF4が今から12年前に発売されたゲームなんですが、当時18歳の高校生だった方なんてもう30歳のおっさんですよ。何やってるんですか。

BF6は目新しさこそ少なく、質の良い”BF4の続編”という感じの作品です。でも、それでいい。
ずっとこの方向性でブラッシュアップしていれば良かったと思います。

筆者もゲーム会社でゲーム開発に携わっていた人間ですが、その視点からすれば昨今のゲーム業界は「目新しいもの」「他社とは違うアイデンティティを」と、出資会社を納得させるためにユーザーが求めていない不便でつまらない独自システムばかりを実装して、バズりに気をとられ、本当にユーザーが求めている質の高いゲーム性を見失って、開発資金を出してくれる会社にお伺いを立てるための仕様ばかりなんですよ。
ハードウェアの進化に合わせて開発資金が膨らんでいくのは分かるんですが、だからといって露骨な集金システムや、一瞬だけバズればいいみたいなコラボやシステムが無くなったらちゃんと良いものができるんだなと再認識させられた、BF6はゲーム業界へのアンチテーゼともいえる作品でした(大げさ)。まぁ、ここから先のアプデ、製品版が全然面白くない要素ばかりになる未来もあるわけですが…。

本当に良いゲームです。

え、じゃあなんで「神ゲー」評価じゃないかって?そう、あくまで「良ゲー」だと思いました。
BFシリーズの中で見れば90点超えるくらいあると思ってるんですが、PCゲーム全体で見れば、60点~80点くらいだと思っているからです。なぜかというと、競技系対戦ゲームが主流になってきたり、コンテンツが飽和してきている今、”なぜプレイしているか”が非常に重要になってきたからです。所謂タイパ世代とか言われちゃってますけど、仕方ないと思うんです。BF4が良かったと言われている時代は、FPSやるなら「BFかCODか…ぎりぎりサドンアタックか…過疎だけどAVAか…CS」くらいの選択肢しか無かったわけで、比較対象が少なかったんですけど今は違います。なんならFPS以外にも面白いPCゲームがたくさんあります。

BF6はBFシリーズの限界に挑むくらい、プレイフィールにこだわって、戦場の没入感を増したにも関わらず、言ってしまえばそれだけというか。ランクマ主流世代は”勝っても負けてもいいゲーム”に価値を感じない人がかなり増えたように思います。

いや、BFってこういうゲームだから!の限界が、よくて75点、80点あればいいよな~くらいだと個人的には思いました。良くも悪くも、質の良いBF4が2025年に出てきても、まぁ限界80点くらいだと思ってます。BF4って2013年のゲームですからね。新しいチャンレンジ要素を入れて成功させることがどれだけ難しいことなのか再確認できました。β時点から大きくゲーム性が変わることはないと思うので、ここからは運営に頑張ってもらって、フォーラムとか戦績とかプレイしていて楽しい以外の、何度も遊びたくなるような”やりがい”を感じられるような仕組みにして、頑張ってコミュニティを盛り上げていかないといけないと思いました。

総評としては、BF2042ですら予約購入した筆者からすれば、BF6は予約して絶対に後悔しない作品だと断言できます。
というか先行アクセス時点でBFシリーズで一番好きです。

興味を持った方、遊びたいけど自分のPC性能に不安がある方に向けて、製品版の必要スペックとおすすめのPCを以下にまとめておきました。正統進化を遂げたBF6に向けてPCを新調する方、快適に遊びたい方はぜひ確認してみてください↓

それでは、引き続きオープンベータと製品版でお会いしましょう!

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